2013/05/05

彼女に魅せられる理由 Part3*










Part2はこちら。
Part1はこちら。








地道に縫い続けて、指先が疲れると顔に着手を繰り返し少しずつ全体像が見えてきました。
何か途方もない事始めたな~と思っていたのですが、母からも何かすごい事やってるわねと突っ込まれました。
まぁ、バイト以外では部屋にこもってひたすら制作してるんだからそうですよね笑








ずっしり感が出てきました。
キャンバスなので刺す時に力が要ります。




さて、ターバン上部がだいぶ埋まってきたところで、真珠の耳飾りに着手。どうしても銀糸が使いたくて買いにいきました。でも艶出しが難しくて光沢感は上手く出せませんでした。
耳飾りと一緒に襟元もパールビーズや白系で整えました。






















ただ、ここまできて大きな問題に気づきました。キャンバスというのは当たり前ですが木枠があります。木枠が邪魔で端っこは刺繍が出来ない・・・
最初に気づいて絵を真ん中だけに収まるサイズにしとけばよかったのにしっかり全面使ったデザインにしてしまっていたのです。









なんだか色合い的にゴッホのひまわりを連想させます。









今更変更も諦めるのも無理・・・。というわけでかなりの荒業にでました。
まずはリボンなどを利用。悪くはないのですが、サテンリボンしかないのでビーズに比べると安っぽさがでてしまうし、色が気に入らなかったのですぐ止めました。
もう一つはフラワーアレンジ用の針金を使う事。家にフラワーブローチを作った時の材料が余っていたので活用してみました。
針が細いので、ビーズによっては通ります。針で穴だけあけ、裏側から針金を通し。ビーズを通し止めるという無茶苦茶ですが何とか形になっていきました。



















そしてもう一つの課題は顔部分。
キャンバス地に色鉛筆は使えますが色は薄い。刺繍部分が立体的なので薄いと全体がボケてしまうので苦労しました。しかも消しゴムは使えません。














目で全てが決まると言っても過言ではないので1番神経を使いました。でも原画は見る度に表情が違って見えるので中々定まらず「絶対魔力がこもってる~」と思いながら描いていました。







どんな感情が込められてるのか・・・
黒を使う時の魂を込めるような思い。



次回が最後です。

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